期間:2012年1月28日(土)~2月26日(日)
12:00~19:00(金・土のみ20:00まで延長 )
会場: 3331 Arts Chiyoda ゼロダテ アートセンター 東京
https://sites.google.com/site/mabatakisketch/home
出展作家:
遠藤麻衣 東京芸術大学大学院壁画第一研究室修士一年在籍
大絵晃世 東京芸術大学大学院壁画第一研究室修士一年在籍
佐々木紘子 東京芸術大学大学院壁画第一研究室修士一年在籍
イベント:
・オープニングパーティ:1月29日(日) 17:00~20:00
出品者によるアーティストトーク: 18:00~19:00 ゼロダテ アートセンター 東京
・ゲストトーク:「本当に起こっていたのはなんだろう」
2月12日(日)17:00~19:00 ARTS FIELD TOKYO (3331Arts Chiyoda BF 102)
ゲスト:高嶺格(たかみねただす)
(美術作家/演出家、京都造形芸術大学・映像舞台学科客員教授)
・「ウインクカルテット」ミニコンサート:2月19日(日)19:00~19:30
ゼロダテ アートセンター 東京
本展の出品作品のために書かれた曲「新宿御苑のためのレクイエム」の他に「Dream Time」「歌うくちばしが」など大絵晃世の今まで制作した楽曲の一部を発表(vo.:遠藤麻衣 Key.+vo.:久保奈津実 Vc.和泉景子 pianica:大絵晃世)
概要:
この度、3331 Arts Chiyodaにて、遠藤麻衣、大絵晃世、佐々木紘子の3人が企画・構成・展示を行なうグループショーを開
催することになりました。本展は3人の平面作品、映像、インスタレーションの新作により構成されます。
私たちは何気なく日常を過ごしていますが、過ぎ去って行く一瞬は二度と戻ってこないものだということを、昨年3.11という大きな衝撃により痛感いたしました。
多くの人は、時間を大切に残しておきたいという思いから、写真を撮ったりスケッチをしたりして時間を留めようとしてきたのではないでしょうか。
まばたきのように意識しない一瞬、その見えていない間にも後から思えば大切だった時が含まれているかもしれません。
“まばたきスケッチ”というタイトルには、観ている現実だけではなく、まばたきのうちに入り込んでくる私たちの想像や夢や過去をもスケッチする、という意味が込められています。
・身近なところから常に作品のアプローチをする遠藤は、自分の部屋の物が増えることに対する喜びとともに嫌悪の気持ちが存在することに着目し、そのアンビバレンスな感情を視覚化しようと試みます。
・大絵は「新宿御苑のためのレクイエム」という曲を作曲し、映像作品とライブパフォーマンスとして展開します。新宿御苑というロケーションは、作品を作る上で、”別れの場所” ”無常を感じる場所” として喚起されたものです。
・佐々木はある街を取材し、撮影した写真からコマ撮りアニメーションを制作します。そのアニメーションをもとに、沢山の収集した風景を一つの映像インスタレーション作品として展開することで、それぞれの日常に含まれる物語の共有を試みます。
3人がそれぞれの視点で捉えた ”まばたきスケッチ” を提示することで、普段は観る事のできない夢と現の境界を共有できる空間を展開します。