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中村研究室修士一年3名による現代美術作品の展覧会です。
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Art Exhibition 『泪の上で』

会期:2014/8/2(土)-2014/8/7(木)
時間:11:00-21:00(最終日-15:00)
入場料:¥100
出展者:ユゥキユキ/山崎千尋/田中良佑

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会場: 『泪橋』交差点角 OKビル
JR 常磐線/東京メトロ日比谷線 「南千住駅 」から徒歩8分 
『泪橋』交差点 の信号をはさんで向い側のピンク色のビルが“OKビル”です。“パブ交心”の看板がある階段を使って3階までお上がりください。
116-0003 東京都台東区清川2-39-5 OKビル3F

オープニングイベント
『THE GAME OF MOUNTAIN & VALLEY』
アーティストトークと人生ゲーム。酒、軽食付き。
日時:2014/8/2(土)19:00-21:00
参加料:¥800
『泪橋(なみだばし)』とは、かつて江戸時代から明治初期まで存在していた『小塚原刑場』に向い『思川(おもいがわ)』に架かっていた橋である。

死をもって罰せられる罪人と、その家族が、別れを惜しんで流した“泪”がその名の由来であるというだが街の近代化が進む中で、『思川』は埋め立てられ、橋は姿を消した。現在、そこは交通の激しい交差点となり、『泪橋』はその交差点の名前として、ひっそりと遺っている。

『泪橋』は、山谷(さんや)という東京で最大の日雇い労働者の街の真ん中にある。

戦後最もヒットした漫画の一つ『あしたのジョー』の舞台も山谷であり、コーチ丹下段平は『泪橋』を、「人生に破れ生活に疲れ果て、このドヤ街に流れてきた人間たちが、泪で渡る橋」と言い表し、そしてこう続けた。

「この泪橋を逆に渡り明日の栄光を目指そう」

私たちが見つめ直したいのは、栄光という勝利の為に、置き去りにした、その“泪”である。

私たちは泪橋に何度も足を運び、交差点を見下ろすビルの一室を借りることにした。
ビルから眺める交差点に、この展覧会を《想像のー泪橋》として、
“勝利”と“敗者”のあいだに、今一度架けたい。

そして、私たちはその橋の上に立ち、忘れられた“泪”を思い出す旅に出る。
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